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言問
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こととひ
ふりがな文庫
“
言問
(
こととひ
)” の例文
その間を縫ふやうに、
言問
(
こととひ
)
の近くまで——實は飛んだ
儲
(
まう
)
けもののつもりで、花を眺め乍ら行くと、いきなり突き當つて喧嘩を吹つ掛けたものがあります
銭形平次捕物控:075 巾着切の娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
水上
(
すゐじやう
)
バスへ
御乗
(
おの
)
りのお
客
(
きやく
)
さまはお
急
(
いそ
)
ぎ
下
(
くだ
)
さいませ。
水上
(
すゐじやう
)
バスは
言問
(
こととひ
)
から
柳橋
(
やなぎばし
)
、
両国橋
(
りやうごくばし
)
、
浜町河岸
(
はまちやうがし
)
を一
周
(
しう
)
して
時間
(
じかん
)
は一
時間
(
じかん
)
、
料金
(
れうきん
)
は
御
(
ご
)
一
人
(
にん
)
五十
円
(
ゑん
)
で
御在
(
ござい
)
ます。
吾妻橋
(新字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
言問
(
こととひ
)
から上にあがると、昔の涙の名殘りのやうに、櫻の雫がみのるの傘の上に音を立てゝ振りこぼれた。
木乃伊の口紅
(旧字旧仮名)
/
田村俊子
(著)
言問
(
こととひ
)
の渡しを待つ間に、渡船の出た向岸の竹屋のあたりから、
待乳
(
まつち
)
山にかかる夕陽の薄れに、淺草寺の五重の塔もながめ、富士もながめ、吉原の灯もおもつた人々は
河風
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
言問
(
こととひ
)
の
曲角
(
まがりかど
)
で、
天道
(
てんだう
)
是
(
ぜ
)
か
非
(
ひ
)
か、
又
(
また
)
一組
(
ひとくみ
)
、
之
(
これ
)
は
又
(
また
)
念入
(
ねんいり
)
な、
旦那樣
(
だんなさま
)
は
洋服
(
やうふく
)
の
高帽子
(
たかばうし
)
で、
而
(
そ
)
して
若樣
(
わかさま
)
をお
抱
(
だ
)
き
遊
(
あそ
)
ばし、
奧樣
(
おくさま
)
は
深張
(
ふかばり
)
の
蝙蝠傘
(
かうもりがさ
)
澄
(
すま
)
して
押並
(
おしなら
)
ぶ
後
(
あと
)
から、はれやれお
乳
(
ち
)
の
人
(
ひと
)
がついて
手
(
て
)
ぶらなり。
弥次行
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
問
常用漢字
小3
部首:⼝
11画
“言問”で始まる語句
言問橋
言問団子