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突切
ふりがな文庫
“突切”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つっき
50.0%
つッき
28.1%
つツき
6.3%
つき
3.1%
つきき
3.1%
つつき
3.1%
つゝき
3.1%
つッきっ
3.1%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つっき
(逆引き)
あれはうまい、と言いますと、電車を待って雨宿りをしていたのが、傘をざらりと開けて、あの四辻を饅頭屋へ
突切
(
つっき
)
ったんです。
菊あわせ
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
突切(つっき)の例文をもっと
(16作品)
見る
つッき
(逆引き)
垣を越える、町を
突切
(
つッき
)
る、川を走る、やがて、山の腹へ
抱
(
だき
)
ついて、のそのそと
這上
(
はいあが
)
るのを、
追縋
(
おいすが
)
りさまに、尻を下から
白刃
(
しらは
)
で縫上げる。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
突切(つッき)の例文をもっと
(9作品)
見る
つツき
(逆引き)
此路
(
このみち
)
を
眞直
(
まつすぐ
)
に
參
(
まゐ
)
りますと、
左樣
(
さやう
)
三河島
(
みかはしま
)
と、
路
(
みち
)
を
行
(
ゆ
)
く
人
(
ひと
)
に
教
(
をし
)
へられて、おや/\と、
引返
(
ひきかへ
)
し、
白壁
(
しらかべ
)
の
見
(
み
)
ゆる
土藏
(
どざう
)
をあてに
他
(
た
)
の
畦
(
あぜ
)
を
突切
(
つツき
)
るに、ちよろ/\
水
(
みづ
)
のある
中
(
なか
)
に
紫
(
むらさき
)
の
花
(
はな
)
の
咲
(
さ
)
いたる
草
(
くさ
)
あり。
弥次行
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
突切(つツき)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
つき
(逆引き)
ホテル
前
(
まえ
)
の
電車
(
でんしや
)
を
突切
(
つき
)
る
頃
(
ころ
)
、
私
(
わたし
)
はM、H
夫人
(
ふじん
)
と
話
(
はな
)
しながら
歩
(
ある
)
いてゐたが、
彼女
(
かのじよ
)
は
私
(
わたし
)
が
自動車
(
じどうしや
)
にでも
轢
(
ひ
)
かれはしないかと
気遣
(
きつか
)
つて、どうかすると
袖
(
そで
)
を
引
(
ひ
)
つ
張
(
ぱ
)
つたりして
微笑の渦
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
突切(つき)の例文をもっと
(1作品)
見る
つきき
(逆引き)
「もうそつちへ
行
(
ゆ
)
くわ、
靴
(
くつ
)
だから
足
(
あし
)
が
早
(
はや
)
い。」「
心得
(
こゝろえ
)
た。」
下
(
した
)
のさか
道
(
みち
)
の
曲
(
まが
)
れるを、
二階
(
にかい
)
から
突切
(
つきき
)
るのは
河川
(
かせん
)
の
彎曲
(
わんきよく
)
を
直角
(
ちよくかく
)
に、
港
(
みなと
)
で
船
(
ふね
)
を
扼
(
やく
)
するが
如
(
ごと
)
し、
諸葛孔明
(
しよかつこうめい
)
を
知
(
し
)
らないか
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
突切(つきき)の例文をもっと
(1作品)
見る
つつき
(逆引き)
そこに
一月餘
(
ひとつきあま
)
りも
滯在
(
たいざい
)
してゐるうちに九
月
(
ぐわつ
)
になり
掛
(
か
)
けたので、
保田
(
ほた
)
から
向
(
むか
)
ふへ
突切
(
つつき
)
つて、
上總
(
かづさ
)
の
海岸
(
かいがん
)
を
九十九里
(
くじふくり
)
傳
(
づた
)
ひに、
銚子
(
てうし
)
迄
(
まで
)
來
(
き
)
たが、そこから
思
(
おも
)
ひ
出
(
だ
)
した
樣
(
やう
)
に
東京
(
とうきやう
)
へ
歸
(
かへ
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
突切(つつき)の例文をもっと
(1作品)
見る
つゝき
(逆引き)
雪枝
(
ゆきえ
)
は
一文字
(
いちもんじ
)
に
其
(
そ
)
の
前
(
まへ
)
を
突切
(
つゝき
)
つて、
階子段
(
はしごだん
)
を
駆上
(
かけあが
)
り
状
(
ざま
)
に、
女中
(
ぢよちゆう
)
と
摺違
(
すれちが
)
つて
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
突切(つゝき)の例文をもっと
(1作品)
見る
つッきっ
(逆引き)
予
(
かね
)
て良石和尚も云われたが、
退
(
ひ
)
くに利あらず進むに利あり、
仮令
(
たとえ
)
火の中水の中でも
突切
(
つッきっ
)
て
往
(
ゆ
)
かなければ
本望
(
ほんもう
)
を遂げる事は出来ない、
憶
(
おく
)
して
後
(
あと
)
へ
下
(
さが
)
る時は討たれると云うのは此の時なり
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
突切(つッきっ)の例文をもっと
(1作品)
見る
突
常用漢字
中学
部首:⽳
8画
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“突”で始まる語句
突
突然
突立
突込
突出
突飛
突如
突兀
突伏
突張
“突切”のふりがなが多い著者
泉鏡花
徳冨蘆花
三遊亭円朝
泉鏡太郎
夏目漱石
徳田秋声
島崎藤村
林芙美子