“つツき”の漢字の書き方と例文
語句割合
突切100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此路(このみち)を眞直(まつすぐ)に參(まゐ)りますと、左樣(さやう)三河島(みかはしま)と、路(みち)を行(ゆ)く人(ひと)に教(をし)へられて、おや/\と、引返(ひきかへ)し、白壁(しらかべ)の見(み)ゆる土藏(どざう)をあてに他(た)の畦(あぜ)を突切(つツき)るに、ちよろ/\水(みづ)のある中(なか)に紫(むらさき)の花(はな)の咲(さ)いたる草(くさ)あり。
弥次行 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
其(そ)のも一(ひと)ツの廣室(ひろま)を夢中(むちう)で突切(つツき)つたが、暗(くら)がりで三尺(さんじやく)の壁(かべ)の處(ところ)へ突當(つきあた)つて行處(ゆきどころ)はない、此處(こゝ)で恐(おそろ)しいものに捕(とら)へられるのかと思(おも)つて、あはれ神(かみ)にも佛(ほとけ)にも聞(きこ)えよと、其壁(そのかべ)を押破(おしやぶ)らうとして拳(こぶし)で敲(たゝ)くと
怪談女の輪 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)