“つつき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
筒木60.0%
突切20.0%
筒城20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かように歌つてお還りになつて、しばらく筒木つつきの韓人のヌリノミの家におはいりになりました。
そこに一月餘ひとつきあまりも滯在たいざいしてゐるうちに九ぐわつになりけたので、保田ほたからむかふへ突切つつきつて、上總かづさ海岸かいがん九十九里くじふくりづたひに、銚子てうしまでたが、そこからおもしたやう東京とうきやうかへつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「涙ぐましも」という句は、万葉には此一首のみであるが、古事記(日本紀)仁徳巻に、「やましろの筒城つつきの宮にもの申すあがきみは(吾兄わがせを見れば)なみだぐましも」
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)