“つッき”の漢字の書き方と例文
語句割合
突切100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ずっと精神をこらして、仮令たとえ向うに鉄門があろうとも、それを突切つッきって通り越す心がなければなりませんぞ
縦通りを真直まっすぐに、中六なかろく突切つッきって、左へ——女子学院の塀に添って、あれから、帰宅のみちを、再び中六へ向って、順に引返ひっかえすと、また向うから、容子といい
古狢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
望事のぞみごとは近く遂げられるが、其処そこの所がちと危ない事で、これと云う場合に向いたなら、水の中でも火の中でも向うへ突切つッきる勢いがなければ、必ず大望たいもうは遂げられぬが