“行處”のいろいろな読み方と例文
新字:行処
読み方割合
ゆきどころ50.0%
ゆくところ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のもひとツの廣室ひろま夢中むちう突切つツきつたが、くらがりで三尺さんじやくかべところ突當つきあたつて行處ゆきどころはない、此處こゝおそろしいものにとらへられるのかとおもつて、あはれかみにもほとけにもきこえよと、其壁そのかべ押破おしやぶらうとしてこぶしたゝくと
怪談女の輪 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
致せ主人三左衞門も權兵衞を介抱かいはうしてつかはせ誠に不便ふびんのことなりしいざ立てと申さるゝを聞き權兵衞はうれしさ何にたとへん方なく其金を持て白洲しらすを立ち五六けん行處ゆくところ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)