トップ
>
ゆきどころ
ふりがな文庫
“ゆきどころ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
行処
83.3%
往所
8.3%
行處
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
行処
(逆引き)
門々
(
かどかど
)
の松は除かれて
七八日
(
ななやうか
)
も過ぎぬれど、なほ正月
機嫌
(
きげん
)
の失せぬ富山唯継は、今日も
明日
(
あす
)
もと
行処
(
ゆきどころ
)
を求めては、夜を
晷
(
ひ
)
に継ぎて
打廻
(
うちめぐ
)
るなりけり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ゆきどころ(行処)の例文をもっと
(10作品)
見る
往所
(逆引き)
これは居ちや面倒だと思つたから、家中大騒を遣つてゐる
隙
(
すき
)
を見て、
窃
(
そつ
)
と飛出した事は飛出したけれど、別に
往所
(
ゆきどころ
)
も無いから、丹子の
阿母
(
おつか
)
さんの処へ
駈込
(
かけこ
)
んだの。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ゆきどころ(往所)の例文をもっと
(1作品)
見る
行處
(逆引き)
其
(
そ
)
のも
一
(
ひと
)
ツの
廣室
(
ひろま
)
を
夢中
(
むちう
)
で
突切
(
つツき
)
つたが、
暗
(
くら
)
がりで
三尺
(
さんじやく
)
の
壁
(
かべ
)
の
處
(
ところ
)
へ
突當
(
つきあた
)
つて
行處
(
ゆきどころ
)
はない、
此處
(
こゝ
)
で
恐
(
おそろ
)
しいものに
捕
(
とら
)
へられるのかと
思
(
おも
)
つて、あはれ
神
(
かみ
)
にも
佛
(
ほとけ
)
にも
聞
(
きこ
)
えよと、
其壁
(
そのかべ
)
を
押破
(
おしやぶ
)
らうとして
拳
(
こぶし
)
で
敲
(
たゝ
)
くと
怪談女の輪
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
ゆきどころ(行處)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
ゆくところ
ありか
いくところ
ゆきどこ