“往所”の読み方と例文
読み方割合
ゆきどころ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは居ちや面倒だと思つたから、家中大騒を遣つてゐるすきを見て、そつと飛出した事は飛出したけれど、別に往所ゆきどころも無いから、丹子の阿母おつかさんの処へ駈込かけこんだの。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)