“とこしへ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
永久59.3%
永遠22.2%
長久7.4%
3.7%
永劫3.7%
無窮3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我はこの時ヴィルジリオがかくあさましく十字にはられ永久とこしへ流刑るけいをうくるものあるをあやしめるをみたり 一二四—一二六
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
またわたくしの嫉妬の布地きれぢで、永遠とこしへならぬ聖母さま、おんみの為に、外套まんとおを裁つでござりませう。
あるひはわが行きて長久とこしへの眠に朽ち果つる所は
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
うちこそ、みねくもに、たにかすみに、とこしへふうぜられて、自分等じぶんら芸術げいじゆつかみ渇仰かつがうするものが、精進しやうじんわしつばさらないでは、そま山伏やまぶし分入わけいこと出来できぬであらう。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
しかも、かまとこしへれぬところをりから枯葉かれはなかいて、どんよりとかすみけたみづいろは、つて、さま/″\の姿すがたつて、それからそれへ、ふわ/\とあそびにる、いたところの、あの陽炎かげらふ
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
われは永劫とこしへ海の精
独絃哀歌 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
花園榮なき日にもこは無窮とこしへ
独絃哀歌 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)