“常久”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とこひさ33.3%
つねひさ11.1%
ときは11.1%
とこしなえ11.1%
とことは11.1%
とは11.1%
とわ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我のみや命ありと思ふ人なべて常久とこひさに生くるものにあらなくに
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
「かく申す拙者は、遠藤主膳えんどうしゅぜん——と申してもお解りあるまい、当美濃国のかつての領主、八幡城にて二万八千石をんだ、遠藤常久つねひさは拙者の兄で御座るよ」
美しきものは常久ときは
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
太初はじめありしごとく、現在いまあるごとく、常久とこしなえに。」
グーセフ (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
きはみなし、常久とことは
海豹と雲 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
そのさち常久とはきざれば
草わかば (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
遺書かきおきを書いて、二人の身を、三井寺に近い琵琶湖のふちへ投げたが、倉屋敷の船頭に見出されて——男をひとり常久とわの闇に送って自分だけ霊魂を呼び返される。