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振落
ふりがな文庫
“振落”の読み方と例文
読み方
割合
ふりおと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふりおと
(逆引き)
何か焚火でもする材料は無いかと、お葉は急に我が
袂
(
たもと
)
を探ると、重太郎に
与
(
や
)
ろうと思って
折角
(
せっかく
)
持って来た
燐寸
(
まっち
)
は、
何時
(
いつ
)
の間にか
振落
(
ふりおと
)
して
了
(
しま
)
った。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
まず言う「汝生まれし日より
以来
(
このかた
)
朝
(
あした
)
に向いて命を下せし事ありや、また
黎明
(
よあけ
)
にその所を知らしめこれをして地の
縁
(
ふち
)
を
取
(
とら
)
えて悪き者を地の上より
振落
(
ふりおと
)
さしめたりしや」
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
泣出したもんだから、
横抱
(
よこだき
)
にして飛んで帰ったがね。私は何だか顔はあかし、
天狗
(
てんぐ
)
にさらわれて行ったような気がした。袂に入れた桃の実は途中で
振落
(
ふりおと
)
して一つもない。
縁結び
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
振落(ふりおと)の例文をもっと
(4作品)
見る
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
“振”で始まる語句
振
振舞
振返
振袖
振向
振顧
振分
振廻
振子
振翳
検索の候補
落著振
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ウィリアム・シェークスピア
内村鑑三
泉鏡花
岡本綺堂