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『歌舞妓芝居後ありや』
ふりがな文庫
『
歌舞妓芝居後ありや
(
かぶきしばいあとありや
)
』
音羽屋六代の主尾上菊五郎歿す。その日遥かに能登にあり。我また、 私のほとけを持ちて、盂蘭盆の哀愁、愈〻切なるものあり。 亡びなきものゝさびしさ。永久にして尚しはかなく、人は過ぎ行く 自ら撰る所の戒名芸術院六代菊五郎居士と言ふと伝ふ。 もの思 …
著者
折口信夫
ジャンル
芸術・美術 > 演劇 > 歌舞伎
初出
「演劇界 第七巻第八号」1949(昭和24)年8月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
私
(
ワタクシ
)
切
(
セツ
)
彼
(
カレ
)
永久
(
トハ
)
尚
(
ナホ
)
撰
(
ツク
)
五斗
(
ゴトウ
)