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聡
ふりがな文庫
“聡”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さと
65.5%
さか
17.2%
サト
6.9%
さとる
3.4%
ざと
3.4%
そう
3.4%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さと
(逆引き)
それに江戸表は公儀の眼が光っているので、物の利害を読むことに
聡
(
さと
)
い大膳正は、大して羽目を外すようなこともしなかったのです。
奇談クラブ〔戦後版〕:10 暴君の死
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
聡(さと)の例文をもっと
(19作品)
見る
さか
(逆引き)
その
狡
(
ずる
)
そうな眼と
聡
(
さか
)
しげな耳とを絶えず働かせて、
内外
(
うちと
)
のことを何かにつけて探り出そうとしている、古狐のようなこの女房が
小坂部姫
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
聡(さか)の例文をもっと
(5作品)
見る
サト
(逆引き)
其後十二年、南家の娘は、
二十
(
ハタチ
)
になつてゐた。幼いからの
聡
(
サト
)
さにかはりはなくて、玉・
水精
(
スヰシヤウ
)
の美しさが益々
加
(
クハハ
)
つて来たとの噂が、年一年と高まつて来る。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
聡(サト)の例文をもっと
(2作品)
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さとる
(逆引き)
このあいだ、
東京駅
(
とうきょうえき
)
へ
叔母
(
おば
)
さんを
見送
(
みおく
)
りにいったとき、どうしたの?
聡
(
さとる
)
さんがあいさつなさるのに、
帽子
(
ぼうし
)
も
脱
(
と
)
らずに
頭
(
あたま
)
を
下
(
さ
)
げたって、お
母
(
かあ
)
さんは、
顔
(
かお
)
を
赤
(
あか
)
くしたと、おっしゃってよ。
金歯
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
聡(さとる)の例文をもっと
(1作品)
見る
ざと
(逆引き)
会場の空気そのものすらが、音楽の演奏では熱しており、聴客が狂気的に感激している。そして美術の展覧会では、静寂として物音もなく、人々は意味深げに、鑑賞の智慧
聡
(
ざと
)
い
瞳
(
め
)
を光らしている。
詩の原理
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
聡(ざと)の例文をもっと
(1作品)
見る
そう
(逆引き)
呉の大才
魯粛
(
ろしゅく
)
を凡人の中から抜いたのは、その
聡
(
そう
)
です。
呂蒙
(
りょもう
)
を士卒から
抜擢
(
ばってき
)
したのはその明です。
于禁
(
うきん
)
をとらえて殺さず、その仁です。荊州を取るに一兵も損ぜなかったのは、その智です。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
聡(そう)の例文をもっと
(1作品)
見る
聡
漢検準1級
部首:⽿
14画
“聡”を含む語句
聡明
聡慧
眼聡
聡敏
輝聡
聡明叡智
頼聡
夜聡
頴悟聡敏
豊聡耳王
聡頴
聡明霊利
聡明叡知
御聡明
小聡
寛闊聡明
天資聡明
天聡
“聡”のふりがなが多い著者
森本薫
山路愛山
三上於菟吉
柳宗悦
北原白秋
久生十蘭
室生犀星
折口信夫
長谷川時雨
田山録弥