“ざと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
25.0%
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ウーム、さすがは伊那丸、もうこのかくざとをさぐりつけてまいったか。よもやまだ四、五日は大丈夫と、たかをくくっていたのが、この昌仙のあやまり、ああ、こりゃどうしたものか……」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ざとく見つけて駈け寄って来ました。
仁王門 (新字新仮名) / 橘外男(著)
会場の空気そのものすらが、音楽の演奏では熱しており、聴客が狂気的に感激している。そして美術の展覧会では、静寂として物音もなく、人々は意味深げに、鑑賞の智慧ざとを光らしている。
詩の原理 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)