トップ
>
里
>
ざと
ふりがな文庫
“
里
(
ざと
)” の例文
そういう中でも、ことに我々の心を動かすのは、ニルヤという海の
隠
(
かく
)
れ
里
(
ざと
)
の消息が、この方面から次々と伝わってくることである。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
「ウーム、さすがは伊那丸、もうこの
隠
(
かく
)
れ
里
(
ざと
)
をさぐりつけてまいったか。よもやまだ四、五日は大丈夫と、たかをくくっていたのが、この昌仙のあやまり、ああ、こりゃどうしたものか……」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鼠の浄土は財宝に
充
(
み
)
ちたる
隠
(
かく
)
れ
里
(
ざと
)
で、人間の住む村から目と鼻というほどにも近い
処
(
ところ
)
にある。
正直爺
(
しょうじきじい
)
さんが招かれてそこに
往
(
い
)
ってみると、
沢山
(
たくさん
)
の鼠が集まって
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“里”の解説
里(り)は、尺貫法における長さの単位である。現在の中国では500 m、日本では約3927.2727 m = 約3.9 km、朝鮮では約400 mに相当する。
(出典:Wikipedia)
里
常用漢字
小2
部首:⾥
7画
“里”を含む語句
巴里
露里
郷里
村里
遊里
遠里
首里
巴里人
満洲里
故里
日暮里
里人
万里
半里
加里
柳里恭
七里
大里
五里霧中
歇私的里
...