“はしっこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
敏捷66.7%
怜悧16.7%
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「お前もなかなか敏捷はしっこくなったよ。話はそれから先が聞きものだ。」と重吉は笑う。玉子も傍から
ひかげの花 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
実直そうな、それでなかなか怜悧はしっこそうだ。まだ二十二、三だろう。小綺麗でいい。知識的な眼もしている。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
「跳ね起きると共に一目散さ。はしっこいよ。二人に一人じゃかなわないと思ったのだろう」
凡人伝 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)