“聡慧”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうけい85.7%
ソウケイ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
姿儀うるわしく性聡慧そうけい。文墨を習い、和歌をくし、また陶を善くす。家貧にして夫病み、自ら給するあたわず。烈婦べつに小店を開き、茶を煮て客に供しもって夫を養う。
蓮月焼 (新字新仮名) / 服部之総(著)
親戚しんせきたのむべきものもない媼は、かねて棺材まで準備していたので、玄機は送葬の事を計らって遣った。その跡へ緑翹りょくぎょうと云う十八歳の婢が来た。顔は美しくはないが、聡慧そうけい媚態びたいがあった。
魚玄機 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
セン今スデニ八歳、聡慧ソウケイ愛スベシ、タダソノ早成、恐ラクハ重器チョウキタラザルヲ嫌ウノミ
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)