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聡
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サト
ふりがな文庫
“
聡
(
サト
)” の例文
其後十二年、南家の娘は、
二十
(
ハタチ
)
になつてゐた。幼いからの
聡
(
サト
)
さにかはりはなくて、玉・
水精
(
スヰシヤウ
)
の美しさが益々
加
(
クハハ
)
つて来たとの噂が、年一年と高まつて来る。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
其とも一つ、あゝした明治時代の歌舞妓の延長舞台と、新劇畠の書き物とは、余程趣きが違ふと言ふこと——、此は、菊五郎君の
聡
(
サト
)
さを蔑視するやうな訣り過ぎた話だ。
雑感
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
姫の心は、こだまの如く
聡
(
サト
)
くなつて居た。此
才伎
(
テワザ
)
の
経緯
(
ユキタテ
)
は、すぐ呑み込まれた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
其で、男女は唯、
長老
(
トネ
)
の言ふがまゝに、時の来又去つた事を
教
(
ヲソ
)
はつて、村や、家の行事を進めて行くばかりであつた。だから、教へぬに日月を語ることは、極めて
聡
(
サト
)
い人の事として居た頃である。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
聡
漢検準1級
部首:⽿
14画
“聡”を含む語句
聡明
聡慧
眼聡
聡敏
輝聡
聡明叡智
頼聡
夜聡
頴悟聡敏
豊聡耳王
聡頴
聡明霊利
聡明叡知
御聡明
小聡
寛闊聡明
天資聡明
天聡