“夜聡”の読み方と例文
読み方割合
よざと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
妙子は常から人一倍夜聡よざとく、些細ささいな故障にも直ぐ眼を覚ますたちであるのに、雪子は見かけにらぬ呑気なところがあって、くたびれると汽車の中などでも、椅子に掛けたまま昏々こんこんと眠る
細雪:03 下巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)