“細根大根”の読み方と例文
読み方割合
ほそねだいこん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
門はいているが玄関はまだ戸閉りがしてある。書生はまだ起きんのかしらと勝手口へ廻る。清と云う下総しもうさ生れのほっペタの赤い下女がまないたの上で糠味噌ぬかみそから出し立ての細根大根ほそねだいこんを切っている。
琴のそら音 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)