“けしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
化身95.1%
怪神1.6%
消印1.6%
灰身1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そうしてその摩利信乃法師とやら申す男は、真実天狗の化身けしんのように見えたそうな。」と、念を押すように御尋ねなさいました。
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「ゆうべ、夢に怪神けしんがあらわれて、予の右のひじを、鉄の如意にょいで打った。今朝までも痛む気がした。故に、軍師の身が気づかわれるのだ。いっそのこと、涪城へかえって、御身はあとを守っておらぬか」
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
つうの手紙がいこんできた。切手きってらないので、郵税ゆうぜい二ペンスの不足ふそくとなっている。透明人間からのものだ。消印けしんはヒントンディーンきょく
この方法を「灰身けしん滅智の空寂」(肉体も精神も罪悪の基として否定する教えすなわち小乗仏教)と言って、肉体も精神もみな罪悪の基として否定するやり方で、本当の仏教(大乗仏教)からは
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)