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成
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なつ
ふりがな文庫
“
成
(
なつ
)” の例文
聞
(
きゝ
)
成程
(
なるほど
)
何時
(
いつ
)
迄當院の
厄介
(
やくかい
)
に
成
(
なつ
)
ても居られず何分にも宜しくと頼みければ感應院も承知なして
早速
(
さつそく
)
彼
(
かの
)
片町の醫師方へ
往
(
ゆき
)
右
(
みぎ
)
の
咄
(
はなし
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「
※等
(
あねら
)
も
酷
(
ひど
)
かんべ
野
(
の
)
らは」と
彼
(
かれ
)
はおつたの
染
(
そ
)
めつゝあつた
髮
(
かみ
)
が、
交
(
まじ
)
つた
白髮
(
しらが
)
をほんのりと
見
(
み
)
せるまでに
藥
(
くすり
)
の
褪
(
さ
)
めて
穢
(
きた
)
なく
成
(
なつ
)
つたのを
見
(
み
)
つゝいつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
おゝ
夫
(
それ
)
は
宜
(
よ
)
からう、コレ
伊丹
(
いたみ
)
も
何
(
なに
)
も
皆
(
みな
)
此所
(
これ
)
へ
来
(
こ
)
い。伊「へい/\。登「
上
(
かみ
)
が
是
(
これ
)
だけのお
道具
(
だうぐ
)
を
何日
(
いつ
)
の
間
(
ま
)
にかお集めに
成
(
なつ
)
たのだ。伊「へえー、
是
(
これ
)
は
何
(
なん
)
と
申
(
まう
)
すもので。 ...
華族のお医者
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
と
背負
(
しよ
)
ひあるくさま、
年
(
とし
)
はと
問
(
と
)
へば
生意氣
(
なまいき
)
ざかりの十六にも
成
(
な
)
りながら
其大躰
(
そのづうたい
)
を
恥
(
はづ
)
かしげにもなく、
表町
(
おもてまち
)
へものこ/\と
出
(
で
)
かけるに、
何時
(
いつ
)
も
美登利
(
みどり
)
と
正太
(
しようた
)
が
嬲
(
なぶ
)
りものに
成
(
なつ
)
つて
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
何事
(
なにごと
)
も
自分
(
じぶん
)
で
勇氣
(
ゆうき
)
を
起
(
おこ
)
し、
難
(
むづか
)
しい
事
(
こと
)
でも
分
(
わか
)
らない
事
(
こと
)
でも
何
(
なん
)
でも
自分
(
じぶん
)
が
主
(
しゆ
)
に
成
(
なつ
)
てする
氣
(
き
)
でなければ
决
(
けつ
)
して
物
(
もの
)
は
上達
(
じやうたつ
)
しません。どうも
今日
(
こんにち
)
の
女學生
(
ぢよがくせい
)
には
兎角
(
とかく
)
、
自主獨立
(
じしゆどくりつ
)
といふ
心
(
こゝろ
)
に
乏
(
とぼ
)
しいであります。
女教邇言
(旧字旧仮名)
/
津田梅子
(著)
▼ もっと見る
田
(
た
)
がそろ/\と
耕
(
たがや
)
されるやうに
成
(
なつ
)
た。
子供等
(
こどもら
)
は
又
(
また
)
一
(
ひと
)
つ/\の
塊
(
かたまり
)
に
耕
(
たがや
)
された
田
(
た
)
を
渡
(
わた
)
つて、
其
(
その
)
塊
(
かたまり
)
の
上
(
うへ
)
を
辷
(
すべ
)
りながら
越
(
こ
)
えながら、
極
(
きは
)
めて
小
(
ちひ
)
さい
慈姑
(
くわゐ
)
のやうなゑぐの
根
(
ね
)
をとつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
持主へ
返
(
かへ
)
すべきや
此上
(
このうへ
)
入牢
(
じゆらう
)
と
成
(
なつ
)
ても出さぬ
所存
(
しよぞん
)
かと申さるゝに勘兵衞恐れ入り
御慈悲
(
おじひ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「
他
(
ほか
)
へは
行
(
い
)
くんぢやねえぞ、えゝか、よきは
泣
(
な
)
かさねえやうにしてんだぞ」
彼
(
かれ
)
はおつぎへもいつて
出
(
で
)
た。おつぎは
其麽
(
そんな
)
注意
(
ちうい
)
を
人前
(
ひとまへ
)
でされることがもう
耻
(
はづ
)
かしく
厭
(
いや
)
な
心持
(
こゝろもち
)
がするやうに
成
(
なつ
)
て
居
(
ゐ
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
待伏
(
まちぶせ
)
して
切害
(
せつがい
)
し死骸の
傍
(
そば
)
へ
貸
(
かし
)
て
遣
(
やつ
)
た扇子を落して
置
(
おき
)
其
鐵扇
(
てつせん
)
に杉田三五郎と名前が
彫刻付
(
ほりつけ
)
て有しゆゑ夫に
嫌疑
(
うたがひ
)
の
懸
(
かゝ
)
るを三五郎も承知して
暫時
(
しばらく
)
の
中
(
うち
)
金兵衞を殺したに
成
(
なつ
)
て居たが是は
鐵扇
(
てつせん
)
の
代
(
だい
)
だと百兩の金を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
成
常用漢字
小4
部首:⼽
6画
“成”を含む語句
成長
相成
形成
成立
完成
可成
成就
成程
構成
成熟
成人
成功
御成
成道
老成
成丈
行成
編成
大願成就
相成候
...