“上達”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じょうたつ42.9%
じやうたつ28.6%
あが14.3%
じようたつ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上野城を分捕り、三郎兵衛の首を得るときは、何びとにもあれ、その功を上達じょうたつし、存分、御褒美ごほうびを取らすであろうぞ。——時を得ずして僻村へきそんにある勇者は出でよ。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
何事なにごと自分じぶん勇氣ゆうきおこし、むづかしいことでもわからないことでもなんでも自分じぶんしゆなつてするでなければけつしてもの上達じやうたつしません。どうも今日こんにち女學生ぢよがくせいには兎角とかく自主獨立じしゆどくりつといふこゝろとぼしいであります。
女教邇言 (旧字旧仮名) / 津田梅子(著)
「そちの槍は、だいぶ上達あがったそうだな」
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
孟子もうしはゝやおどろかん上達じようたつすみやかさ、うまいとめられて今宵こよひも一まわりと生意氣なまいきは七つ八つよりつのりて、やがてはかた置手おきてぬぐひ、鼻歌はなうたのそゝりぶし、十五の少年せうねんがませかたおそろし
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)