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発出
ふりがな文庫
“発出”のいろいろな読み方と例文
旧字:
發出
読み方
割合
いだ
50.0%
おきい
25.0%
みいだ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いだ
(逆引き)
江戸にて
此塔
(
これ
)
に
勝
(
まさ
)
るものなし、ことさら塵土に埋もれて光も放たず終るべかりし男を拾いあげられて、心の
宝珠
(
たま
)
の輝きを世に
発出
(
いだ
)
されし師の美徳
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
発出(いだ)の例文をもっと
(2作品)
見る
おきい
(逆引き)
蜚※
(
あぶらむし
)
ほど又なく野鄙なるものはあらじ。譬へば露計りも
愛矜
(
あいけう
)
なく、しかも身もちむさむさしたる出女の、油垢に汚れ朽ばみしゆふべの寝まきながら、
発出
(
おきい
)
でたる心地ぞする。(風狂文章)
草と虫とそして
(新字新仮名)
/
種田山頭火
(著)
発出(おきい)の例文をもっと
(1作品)
見る
みいだ
(逆引き)
毎夕
納涼台
(
すずみだい
)
に集る
輩
(
やから
)
は、
喋々
(
ちょうちょう
)
しく蝦蟇法師の
噂
(
うわさ
)
をなして、何者にまれ乞食僧の昼間の住家を探り出だして、その来歴を
発出
(
みいだ
)
さむ者には、
賭物
(
かけもの
)
として
金
(
きん
)
一円を
抛
(
なげう
)
たむと言いあえりき
妖僧記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
発出(みいだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“発出”の意味
《名詞》
発 出(はっしゅつ)
(古)物事や状態が生じて外に現れること。外に現し出すこと。
(古)出発すること。送り出すこと。
(古)発疹が出ること。
通知などを発すること。
(出典:Wiktionary)
発
常用漢字
小3
部首:⽨
9画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“発”で始まる語句
発
発見
発句
発心
発作
発矢
発奮
発足
発止
発起
検索の候補
出発
出発前
出発後
出発祝
御出発
発見出
出家発心
“発出”のふりがなが多い著者
幸田露伴
種田山頭火
泉鏡花