“馬轡”の読み方と例文
読み方割合
ばひ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
悉達多は車匿しやのく馬轡ばひを執らしめ、ひそかに王城を後ろにした。が、彼の思弁癖はしばしば彼をメランコリアに沈ましめたと云ふことである。
侏儒の言葉 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
悉達多は車匿しゃのく馬轡ばひらせ、ひそかに王城を後ろにした。が、彼の思弁癖はしばしば彼をメランコリアに沈ましめたと云うことである。
侏儒の言葉 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)