トップ
>
仮庵室
ふりがな文庫
“仮庵室”の読み方と例文
読み方
割合
かりあんじつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かりあんじつ
(逆引き)
実は先刻お
話
(
はなし
)
申した、ふとした御縁で、
御堂
(
おどう
)
のこの下の
仮庵室
(
かりあんじつ
)
へお宿をいたしました、その
御仁
(
ごじん
)
なのでありますが。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
御堂
(
おどう
)
は申すまでもありません、下の
仮庵室
(
かりあんじつ
)
なども
至極
(
しごく
)
その
涼
(
すずし
)
いので、ほんの
草葺
(
くさぶき
)
でありますが、
些
(
ち
)
と御帰りがけにお
立寄
(
たちよ
)
り、御休息なさいまし。
木葉
(
きのは
)
を
燻
(
くす
)
べて
渋茶
(
しぶちゃ
)
でも献じましょう。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
いや、
不躾
(
ぶしつけ
)
でありまするが、
思召
(
おぼしめ
)
しがござったら、
仮庵室
(
かりあんじつ
)
御用にお立て申しまする。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
仮庵室(かりあんじつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
仮
常用漢字
小5
部首:⼈
6画
庵
漢検準1級
部首:⼴
11画
室
常用漢字
小2
部首:⼧
9画
“仮”で始まる語句
仮令
仮
仮面
仮借
仮名
仮初
仮髪
仮声
仮病
仮睡
検索の候補
庵室