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渋茶
ふりがな文庫
“渋茶”のいろいろな読み方と例文
旧字:
澁茶
読み方
割合
しぶちゃ
62.5%
しぶちや
37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しぶちゃ
(逆引き)
ボーイが一隅の
卓
(
テーブル
)
の上に、ドアの鍵と
渋茶
(
しぶちゃ
)
とを置いて、黙って出て行った時、私達は突然非常な驚きの目を見交わした。
孤島の鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
呀
(
あ
)
?
茶釜
(
ちゃがま
)
でなく、
這般
(
この
)
文福和尚
(
ぶんぶくおしょう
)
、
渋茶
(
しぶちゃ
)
にあらぬ
振舞
(
ふるまい
)
の
三十棒
(
さんじゅうぼう
)
、思わず
後
(
しりえ
)
に
瞠若
(
どうじゃく
)
として、……
唯
(
ただ
)
苦笑
(
くしょう
)
するある
而已
(
のみ
)
……
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
渋茶(しぶちゃ)の例文をもっと
(5作品)
見る
しぶちや
(逆引き)
いや、
暗
(
やみ
)
の
夜
(
よ
)
を
忘
(
わす
)
れまい。
沼
(
ぬま
)
の
中
(
なか
)
へ
当
(
あて
)
の
無
(
な
)
い
経
(
きやう
)
読
(
よ
)
ませて、
斎非時
(
ときひじ
)
にとて
及
(
およ
)
ばぬが、
渋茶
(
しぶちや
)
一
(
ひと
)
つ
振舞
(
ふるま
)
はず、
既
(
すん
)
での
事
(
こと
)
に
私
(
わし
)
は
生涯
(
しやうがい
)
坊主
(
ばうず
)
の
水車
(
みづぐるま
)
に
成
(
な
)
らうとした。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
焼山
(
やけやま
)
について
休
(
やす
)
んだ
処
(
ところ
)
で、
渋茶
(
しぶちや
)
を
汲
(
く
)
むのはさだめし
皺
(
しわ
)
くたの……
然
(
さ
)
ういへば、
来
(
く
)
る
道
(
みち
)
の
阪
(
さか
)
一つ、
流
(
ながれ
)
を
近
(
ちか
)
く、
崖
(
がけ
)
ぶちの
捨石
(
すていし
)
に、
竹杖
(
たけづゑ
)
を、ひよろ/\と、
猫背
(
ねこぜ
)
へ
抽
(
ぬ
)
いて、
齢
(
よはひ
)
、八十にも
余
(
あま
)
んなむ
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
渋茶(しぶちや)の例文をもっと
(3作品)
見る
渋
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
茶
常用漢字
小2
部首:⾋
9画
“渋”で始まる語句
渋
渋面
渋団扇
渋谷
渋々
渋紙
渋滞
渋柿
渋江抽斎
渋味
“渋茶”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
邦枝完二
徳冨蘆花
泉鏡太郎
泉鏡花
江戸川乱歩
野村胡堂