“渋面”のいろいろな読み方と例文
旧字:澁面
読み方割合
じゅうめん76.7%
しかめつら4.7%
しぶつら4.7%
じふめん4.7%
しふめん2.3%
しゅうめん2.3%
じゆうめん2.3%
グリマス2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人間も渋紙で物を包んで水の浸入に備えたり、渋面をして他人との交渉を避けたりする。甘味はその反対に積極的対他性を表わしている。
「いき」の構造 (新字新仮名) / 九鬼周造(著)
だれにも見られっこはないと安心していたので、顔じゅうで種々な渋面をした。
旅館の裏口を開いて外へ出たコックとお手伝いさんとは、鼻をクンクンいわせて、同じような渋面を作りあった。
蠅男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
なり謹厳な東洋の家庭に育つて青白い生真面目と寂しい渋面との外に桃色の「」のある世界を知らなかつた僕が
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
槍はげど、のそら、渋面つくれど供奴
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
父は渋面をつくった。父の考えは、古く住み慣れた郷里から外へ出る事を知らなかった。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
しかし、この渋面と臂の張り方はなんとしたものであらう?
芝居と僕 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)