“渋滞”のいろいろな読み方と例文
旧字:澁滯
読み方割合
じゅうたい60.0%
しぶり20.0%
じふたい20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は、白鳥会の仲間、とりわけ大沢や新賀の、物ごとに渋滞じゅうたいしない、率直な態度を見るにつけ、それがはっきり自覚されて来た。
次郎物語:03 第三部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
案内してこれよりすぐに汝が家へ老衲を連れて行てはくれぬか、とすこしも辺幅ようだいを飾らぬ人の、義理すじみち明らかに言葉渋滞しぶりなく云いたまえば
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
三宅氏は又「批評をも全々(原)小説家の手にゆだねておく事は、寧ろ文学の進歩発展を渋滞じふたいさせる恐れがある」と言つてゐる。