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渋滞
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じゅうたい
ふりがな文庫
“
渋滞
(
じゅうたい
)” の例文
旧字:
澁滯
彼は、白鳥会の仲間、とりわけ大沢や新賀の、物ごとに
渋滞
(
じゅうたい
)
しない、率直な態度を見るにつけ、それがはっきり自覚されて来た。
次郎物語:03 第三部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
スラ/\と心持好く
捗
(
はかど
)
って意外の失敗に達するよりも、
若
(
も
)
し
渋滞
(
じゅうたい
)
の裡に確実な成功の機会が湧いて来れば、その方が新太郎君も本望だろう。
脱線息子
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
或いはもうこれ以上折れないというほど小さく折り畳みて鼻糞大にしてしまうものあり、そのために切符を改める手前大いに事務
渋滞
(
じゅうたい
)
を来たすものであり。
発明小僧
(新字新仮名)
/
海野十三
、
佐野昌一
(著)
道義の運行は悲劇に際会して始めて
渋滞
(
じゅうたい
)
せざるが故に偉大なのである。道義の実践はこれを人に望む事
切
(
せつ
)
なるにもかかわらず、われのもっとも
難
(
かた
)
しとするところである。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
どういうわけか、
筋
(
ストリー
)
の部分に入ろうとすると、筆が
渋
(
しぶ
)
ってしまう。今回はそこでそうした
渋滞
(
じゅうたい
)
を防ぐべく、当時の日記を抜き書きして、それに注を書き加える形で、筋の進展を
如何なる星の下に
(新字新仮名)
/
高見順
(著)
▼ もっと見る
矢張り相応に頭を使っているのだ。課長連中に至っては上と下に挾って真剣に忙しい。皆それ/″\屈託があるのだから、社長の御高説ばかり拝聴していると事務の
渋滞
(
じゅうたい
)
を来す。
社長秘書
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
“渋滞”の意味
《名詞》
ものごとの進行がとどこおること。
道路では、自動車の移動速度が一定以下(具体的には道路の管轄者などにより定義される)となった状態。交通渋滞。
(出典:Wiktionary)
“渋滞”の解説
渋滞(じゅうたい、英語:traffic jam、traffic congestion)とは、交通施設(道路、鉄道など)の能力を越える動体の流入により移動速度が遅くなった状態をいう。道路交通上の交通渋滞(こうつうじゅうたい)を特に渋滞と呼ぶこともある。
(出典:Wikipedia)
渋
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
滞
常用漢字
中学
部首:⽔
13画
“渋”で始まる語句
渋
渋面
渋団扇
渋谷
渋々
渋紙
渋柿
渋茶
渋江抽斎
渋味