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渋味
ふりがな文庫
“渋味”のいろいろな読み方と例文
旧字:
澁味
読み方
割合
しぶみ
80.0%
じみ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しぶみ
(逆引き)
と与力の鈴源だけあって、声にもっともらしい
渋味
(
しぶみ
)
がこもり、おどしが板についていて、町人づらをふるえあがらすには充分である。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
生に対する深き執着と、
諦
(
あきら
)
めとを持たせられた美女たちは、前代の女性ほど華やかに、湿やかな趣きはかけても、
寂
(
さび
)
と
渋味
(
しぶみ
)
が添うたといえもする。
明治美人伝
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
渋味(しぶみ)の例文をもっと
(4作品)
見る
じみ
(逆引き)
質
(
たち
)
のいいのも悪いのも、気取ったのも気取らないのも、
渋味
(
じみ
)
なのも
華美
(
はで
)
なのも、大きいのも小さいのも、千差万別の種類があるうち、自分は質の良い方の盗人だというと、神尾が笑って
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
渋味(じみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
渋
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“渋”で始まる語句
渋
渋面
渋団扇
渋谷
渋々
渋紙
渋滞
渋茶
渋柿
渋江抽斎
“渋味”のふりがなが多い著者
林不忘
中里介山
長谷川時雨
久生十蘭
夏目漱石