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しぶみ
ふりがな文庫
“しぶみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
渋味
44.4%
志夫美
11.1%
渋海
11.1%
四府見
11.1%
新浮海
11.1%
澁味
11.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
渋味
(逆引き)
生に対する深き執着と、
諦
(
あきら
)
めとを持たせられた美女たちは、前代の女性ほど華やかに、湿やかな趣きはかけても、
寂
(
さび
)
と
渋味
(
しぶみ
)
が添うたといえもする。
明治美人伝
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
しぶみ(渋味)の例文をもっと
(4作品)
見る
志夫美
(逆引き)
次に
志夫美
(
しぶみ
)
の
宿禰
(
すくね
)
の王は佐佐の君が祖なり。次に
沙本毘古
(
さほびこ
)
の王は、日下部の連、甲斐の國の造が祖なり。次に
袁耶本
(
をざほ
)
の王は、葛野の別、近つ淡海の蚊野の別が祖なり。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
この二柱の王の女、五柱ましき。次に
日子坐
(
ひこいます
)
の王、
山代
(
やましろ
)
の
荏名津
(
えなつ
)
比賣、またの名は
苅幡戸辨
(
かりはたとべ
)
に娶ひて生みませる子、
大俣
(
おほまた
)
の王、次に
小俣
(
をまた
)
の王、次に
志夫美
(
しぶみ
)
の
宿禰
(
すくね
)
の王三柱。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
しぶみ(志夫美)の例文をもっと
(1作品)
見る
渋海
(逆引き)
古書
(
こしよ
)
に
渋海
(
しぶみ
)
又
新浮海
(
しぶみ
)
とも見えたり。此川
屈
(
まが
)
り
曲
(
くね
)
り、
広狭
(
ひろせまい
)
言ひ
尽
(
つく
)
すべからず。冬は一面に氷り
閉
(
とぢ
)
てその上に雪つもりたる所平地のごとし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
さて
前
(
まへ
)
にいへる
渋海
(
しぶみ
)
川にて
春
(
はる
)
の
彼岸
(
ひがん
)
の
頃
(
ころ
)
、幾百万の
白蝶
(
はくてふ
)
水面
(
すゐめん
)
より二三尺をはなれて
羽
(
は
)
もすれあふばかり
群
(
むらがり
)
たるが、
高
(
たか
)
さは一
丈
(
ぢやう
)
あまり、
両岸
(
りやうがん
)
を
限
(
かぎ
)
りとして川下より川上の方へ
飛行
(
とびゆく
)
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
しぶみ(渋海)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
四府見
(逆引き)
しぶみ川、
源
(
みなもと
)
は
信越
(
しんゑつ
)
の
境
(
さかひ
)
よりいで、
越後
(
ゑちご
)
の内三十四里を
流
(
なが
)
れて
千曲川
(
ちくまがは
)
に
伴
(
ともな
)
ひ此海に入る。此川越後の○
頸城
(
くびき
)
○
魚沼
(
うをぬま
)
○三嶋○
古志
(
こし
)
の
四郡
(
しぐん
)
を
流
(
なが
)
るゝゆゑ、
四府見
(
しぶみ
)
の
文字
(
もんじ
)
ならんかとおもひしに
僻
(
ひが
)
事也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
しぶみ(四府見)の例文をもっと
(1作品)
見る
新浮海
(逆引き)
古書
(
こしよ
)
に
渋海
(
しぶみ
)
又
新浮海
(
しぶみ
)
とも見えたり。此川
屈
(
まが
)
り
曲
(
くね
)
り、
広狭
(
ひろせまい
)
言ひ
尽
(
つく
)
すべからず。冬は一面に氷り
閉
(
とぢ
)
てその上に雪つもりたる所平地のごとし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
しぶみ(新浮海)の例文をもっと
(1作品)
見る
澁味
(逆引き)
團十郎
(
だんじふらう
)
の
澁味
(
しぶみ
)
が
加
(
くはゝ
)
つたと、
下町
(
したまち
)
の
女
(
をんな
)
だちが
評判
(
ひやうばん
)
した、
御病氣
(
ごびやうき
)
で
面痩
(
おもや
)
せては、あだにさへも
見
(
み
)
えなすつた
先生
(
せんせい
)
の
肩
(
かた
)
へ、……あゝ
噛
(
かじ
)
りついた。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
しぶみ(澁味)の例文をもっと
(1作品)
見る
“しぶみ”の意味
《名詞》
渋柿のような渋い味
深みのある落ち着いた趣き。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
じみ