トップ
>
侍所
ふりがな文庫
“侍所”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さむらいどころ
83.3%
さぶらいどころ
8.3%
さぶらひどころ
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さむらいどころ
(逆引き)
さきに鎌倉へついた新田義貞は、かたのごとく
侍所
(
さむらいどころ
)
ノ
別当
(
べっとう
)
へ着到を告げ、同日問注所のある裁許橋の内へ入った。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
侍所(さむらいどころ)の例文をもっと
(10作品)
見る
さぶらいどころ
(逆引き)
こう
挨拶
(
あいさつ
)
をして行ったが、宮は御自身の留守の時を選んでなぜ来たのであろうとお疑いをお持ちになるような方であるからと薫は思い、それを避けるために
侍所
(
さぶらいどころ
)
の長になっている
右京大夫
(
うきょうだゆう
)
を呼んで
源氏物語:51 宿り木
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
侍所(さぶらいどころ)の例文をもっと
(1作品)
見る
さぶらひどころ
(逆引き)
侍所
(
さぶらひどころ
)
にゐる連中は、五位に対して、殆ど
蠅
(
はへ
)
程の注意も払はない。
有位
(
うゐ
)
無位
(
むゐ
)
、併せて二十人に近い下役さへ、彼の出入りには、不思議な位、冷淡を極めてゐる。
芋粥
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
侍所(さぶらひどころ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“侍所”の解説
侍所(さむらいどころ)は、鎌倉幕府と室町幕府において、軍事・警察を担った組織。
侍所は古く「さぶらいどころ」ともいわれ、「侍(さぶら)い」、すなわち貴人の傍に控え、家政を取り仕切ったり、その身辺を警護する従者の詰所という意味であった。平安時代末期には親王、内親王、摂関家の邸宅に置かれ、家人や東国武士などが常駐した。
(出典:Wikipedia)
侍
常用漢字
中学
部首:⼈
8画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
“侍所”で始まる語句
侍所預
検索の候補
内侍所
侍所預
“侍所”のふりがなが多い著者
紫式部
吉川英治
国枝史郎
芥川竜之介