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別当
ふりがな文庫
“別当”の読み方と例文
旧字:
別當
読み方
割合
べっとう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
べっとう
(逆引き)
淡路国
(
あわじのくに
)
岩屋の浦の八幡宮の
別当
(
べっとう
)
に一匹の猛犬があった、別当が泉州の堺に行く時は、いつもその犬をつれて行ったものじゃ、その犬が行くと
大菩薩峠:17 黒業白業の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
皇室御親政の
古
(
いにしえ
)
にかえすという力が動いていたので、摂関家に抑えられていた反対勢力が、院の御所の事務長官である院
別当
(
べっとう
)
などを頭に立てて
中世の文学伝統
(新字新仮名)
/
風巻景次郎
(著)
天王寺
(
てんのうじ
)
の
別当
(
べっとう
)
、
道命阿闍梨
(
どうみょうあざり
)
は、ひとりそっと床をぬけ出すと、
経机
(
きょうづくえ
)
の前へにじりよって、その上に乗っている
法華経
(
ほけきょう
)
八の
巻
(
まき
)
を
灯
(
あかり
)
の下に繰りひろげた。
道祖問答
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
別当(べっとう)の例文をもっと
(14作品)
見る
“別当”の意味
《名詞》
別当(べっとう)
蔵人所、検非違使庁などの長官。
東大寺や興福寺などで寺務を統括した僧。
盲人の官位の一つ。
馬丁。
(出典:Wiktionary)
“別当”の解説
別当(べっとう)は、本来、律令制において本官を持つ者が他の官司の職務全体を統括・監督する地位に就いた時に補任される地位。後に官司の長官一般を指すようになり、このことから転じて、以下のような複数の意味を持つ。
(出典:Wikipedia)
別
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
当
常用漢字
小2
部首:⼹
6画
“別当”で始まる語句
別当汐
別当忠成
検索の候補
女別当
斎藤別当実盛
淳和奨学両院別当
別当汐
稲別当
院別当
別当忠成
御厨別当
熊野別当湛増
検非違使別当左衛門督
“別当”のふりがなが多い著者
風巻景次郎
イワン・ツルゲーネフ
吉川英治
中里介山
高村光雲
夏目漱石
宮沢賢治
芥川竜之介
野村胡堂