“道命阿闍梨”の読み方と例文
読み方割合
どうみょうあざり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天王寺てんのうじ別当べっとう道命阿闍梨どうみょうあざりは、ひとりそっと床をぬけ出すと、経机きょうづくえの前へにじりよって、その上に乗っている法華経ほけきょう八のまきあかりの下に繰りひろげた。
道祖問答 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
道命阿闍梨どうみょうあざりは、不機嫌らしく声をとがらせた。道祖神さえのかみは、それにも気のつかない容子ようす
道祖問答 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)