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べっとう
ふりがな文庫
“べっとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
馬丁
65.0%
別当
35.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
馬丁
(逆引き)
晴雨兼帯とも言いたい
馬丁
(
べっとう
)
の
冠
(
かぶ
)
った高帽子まで彼にはめずらしい物であった。彼は右を見、左を見して、初めてセエヌ河を渡った。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「私も今晩あたりは、御墨付をお返し申上げられるかと思います。恐れ入りますが、
馬丁
(
べっとう
)
の黒助を御呼び下さいますように」
銭形平次捕物控:022 名馬罪あり
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
べっとう(馬丁)の例文をもっと
(26作品)
見る
別当
(逆引き)
天王寺
(
てんのうじ
)
の
別当
(
べっとう
)
、
道命阿闍梨
(
どうみょうあざり
)
は、ひとりそっと床をぬけ出すと、
経机
(
きょうづくえ
)
の前へにじりよって、その上に乗っている
法華経
(
ほけきょう
)
八の
巻
(
まき
)
を
灯
(
あかり
)
の下に繰りひろげた。
道祖問答
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
この
起因
(
おこり
)
は何者かが六波羅へ
投文
(
なげぶみ
)
で密告したに依るとかで、鞍馬の僧院では、一時いろいろ物議ともなり、
別当
(
べっとう
)
蓮忍
(
れんにん
)
の
引責
(
いんせき
)
まで口にのぼったが、要は
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
べっとう(別当)の例文をもっと
(14作品)
見る
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