“投文”の読み方と例文
読み方割合
なげぶみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この起因おこりは何者かが六波羅へ投文なげぶみで密告したに依るとかで、鞍馬の僧院では、一時いろいろ物議ともなり、別当べっとう蓮忍れんにん引責いんせきまで口にのぼったが、要は
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そんなことを書き散らして、工場の窓から、投文なげぶみしようかとも思った。
I can speak (新字新仮名) / 太宰治(著)
「中には、僧正を、流罪るざいにせよなどと、役所の門へ、投文なげぶみした者もあるそうです」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)