“べつたう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
馬丁80.0%
別當20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「私も今晩あたりは、御墨附をお返し申上げられるかと思ひます。恐れ入りますが、馬丁べつたうの黒助を御呼び下さいますやうに」
「馬車が出ます/\」と、炉火ろくわようしてうづくまりたる馬丁べつたう濁声だみごゑ、闇のうちより響く「吉田行も、大宮行も、今ますぐと出ますよ」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
正二位右大臣うだいじん右近衞大將うこんゑのたいしやう征夷大將軍せいいたいしやうぐん淳和じゆんな奬學さうがく兩院りやうゐん別當べつたう源氏長者げんぢのちやうじや
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
百石ひやくこくでも別當べつたうはこの土地とち領主りやうしゆで、御前ごぜんばれてゐた。した代官だいくわんがあつて、領所りやうしよ三ヶそん政治せいぢつてゐた。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)