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坐視
ふりがな文庫
“坐視”の読み方と例文
読み方
割合
ざし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざし
(逆引き)
もしさらに一二年を放置せば、心身ともに
萎靡
(
いび
)
し終らんとす。
坐視
(
ざし
)
するに忍びざるものあり。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
唯
(
ただ
)
冒進
(
ぼうしん
)
の一事あるのみと、
独
(
ひと
)
り身を
挺
(
ぬき
)
んで水流を
溯
(
さかのぼ
)
り衆を
棄
(
す
)
てて又顧みず、余等
次
(
つゐ
)
で是に
従
(
したが
)
ふ、人夫等之を見て皆曰く、
豈
(
あに
)
坐視
(
ざし
)
して以て
徒
(
いたづ
)
らに吉田署長以下の
死
(
し
)
を
待
(
ま
)
たんやと
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
……
疾
(
と
)
くより、みかどにはふかく
御
(
おん
)
たよりに
思
(
おぼ
)
され、時あれとしておわせしが、
宇内八荒
(
うだいはっこう
)
のありさま、今や
坐視
(
ざし
)
あらせらるるに忍び給わず、ついに
御意
(
ぎょい
)
を決して、二十四日払暁
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
坐視(ざし)の例文をもっと
(6作品)
見る
“坐視”の意味
《名詞》
傍観しているだけで手を出さないこと。
(出典:Wiktionary)
坐
漢検準1級
部首:⼟
7画
視
常用漢字
小6
部首:⾒
11画
“坐”で始まる語句
坐
坐睡
坐敷
坐禅
坐蒲団
坐臥
坐礁
坐直
坐禪
坐作
“坐視”のふりがなが多い著者
渡辺千吉郎
有島武郎
島崎藤村
紫式部
吉川英治