“坐作”の読み方と例文
読み方割合
ざさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
われわれは法治国の国民であり、坐作ざさ進退ことごとく法によって縛られているに拘わらず、法の外の法を楽しもうとしているのである。
銭形平次打明け話 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
しからばすなわち怪しむなかれ、当時の武士が坐作ざさ進退に双刀を横たえたるはこれ今日の常備兵が銃を肩にし、剣を腰にするものなり。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
されども子供の教育に文字を教うるはただその一部分にして、知字のほかに眠食の教えあり、坐作ざさの教えあり、運動の教えあり、養生の教えあり。
教育の事 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)