“ざさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
54.5%
坐作36.4%
偽詐9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪のせざさの金紋は、梅渓うめたに家の貴重品が入っているつづらとして、別に何の面倒もなく役人を黙認させた。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しからばすなわち怪しむなかれ、当時の武士が坐作ざさ進退に双刀を横たえたるはこれ今日の常備兵が銃を肩にし、剣を腰にするものなり。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
信の世界に偽詐ざさ多く、疑いの世界に真理多し。
学問のすすめ (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)