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坐直
ふりがな文庫
“坐直”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すわりなお
80.0%
いなお
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すわりなお
(逆引き)
もう幕が開く処、見物は残らず場所へ
坐直
(
すわりなお
)
している、ここらは大阪は行儀が可いよ。それに、大人で、身の
入
(
い
)
った芝居ほど、運動場は寂しいもんです。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と、深川オペラ劇場主人は
坐直
(
すわりなお
)
して、腹にひとつ力を入れた。今しがた夕めし食つてきた筈であつたが、さつきから、だうも奇妙にお腹のすいた感じである。笑ひごとではない。
盗まれた手紙の話
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
坐直(すわりなお)の例文をもっと
(4作品)
見る
いなお
(逆引き)
しかもひたりと
坐直
(
いなお
)
って、杯を、目ざすお京の姿に
献
(
さ
)
そうとして置くのが、畳も
縁
(
へり
)
も、炉縁も外れて、ずか、と灰の中へ突込もうとして、
衝
(
つ
)
と手を引いて、ぎょっとしたように
四辺
(
あたり
)
を視た。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
坐直(いなお)の例文をもっと
(1作品)
見る
坐
漢検準1級
部首:⼟
7画
直
常用漢字
小2
部首:⽬
8画
“坐”で始まる語句
坐
坐睡
坐敷
坐禅
坐蒲団
坐臥
坐視
坐礁
坐禪
坐作
“坐直”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
泉鏡花
坂口安吾