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『盗まれた手紙の話』
ふりがな文庫
『
盗まれた手紙の話
(
ぬすまれたてがみのはなし
)
』
あの人間は気違だから精神病院へぶちこめなんて、とんでもない。神様は人間をお裁きになるけれども、神様が神様をお裁きになつたり、あの神様は気違だから精神病院へぶちこめなどと仰有ることはなかつたのである。 ある朝、兜町のさる仲買店の店先へドサリと …
著者
坂口安吾
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文化評論 第一巻第一号」甲鳥書林、1940(昭和15)年6月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約59分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間38分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
行
(
ギョウ
)
圧
(
つぶ
)
空
(
むなし
)
資本
(
モトデ
)
鴇
(
ホウ
)
熟々
(
つらつら
)
扨
(
さ
)
秋
(
とき
)
蹉跎
(
さだ
)
御尤
(
ごもっとも
)
見得
(
けんとく
)
底
(
てい
)
徒
(
いたずら
)
騙
(
かた
)
無礙
(
むげ
)
爾今
(
じこん
)
碧巌
(
へきがん
)
矢庭
(
やにわ
)
欠伸
(
あくび
)
真物
(
ほんもの
)
盥
(
たらい
)
略
(
ほぼ
)
瑜伽
(
ゆが
)
猿猴
(
えんこう
)
絽
(
ろ
)
縁覚
(
えんがく
)
荏苒
(
じんぜん
)
華車
(
きゃしゃ
)
藉
(
か
)
跣足
(
はだし
)
辷
(
すべ
)
這般
(
しゃはん
)
閑
(
ひま
)
震駭
(
しんがい
)
霽
(
は
)
順
(
したが
)
顫
(
ふる
)
愈
(
いよいよ
)
仰有
(
おっしゃ
)
何時
(
いつ
)
先登
(
せんとう
)
午頃
(
ひるごろ
)
却々
(
なかなか
)
吋
(
インチ
)
坐直
(
すわりなお
)
声聞
(
しょうもん
)
将
(
まさ
)
尠
(
すくな
)
尨大
(
ぼうだい
)
屡々
(
しばしば
)
巧々
(
うまうま
)
徒爾
(
とじ
)
従而
(
したがって
)
泌々
(
しみじみ
)
慚愧
(
ざんき
)
抑々
(
そもそも
)
抽斗
(
ひきだし
)
拈弄
(
ねんろう
)
撮
(
つま
)
敬々
(
うやうや
)
曾
(
かつ
)
木菟
(
みみずく
)
枉
(
ま
)
栖
(
す
)
桝形
(
ますがた
)
梵
(
ぼん
)
仕
(
つかまつ
)
河馬
(
かば
)