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荏苒
ふりがな文庫
“荏苒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じんぜん
94.4%
ぶら/\
5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じんぜん
(逆引き)
「なにを申す、黄忠いま対山の頂にあり、日々わが陣の虚実をうかがう。
荏苒
(
じんぜん
)
これを打ち破らざれば、わが軍の
頽勢
(
たいせい
)
を如何せん」
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
これ以上
荏苒
(
じんぜん
)
日を
虚
(
むな
)
しうすることはできないから、このうえは官庁側においてもいま一歩積極的に出て、業者とともに悩み、ともにはかり
思い:情報局の映画新体制案について
(新字新仮名)
/
伊丹万作
(著)
荏苒(じんぜん)の例文をもっと
(17作品)
見る
ぶら/\
(逆引き)
ば
玉之助
(
たまのすけ
)
と
號
(
なづ
)
け
掌中
(
たなそこ
)
の玉と
慈
(
いつく
)
しみ
養
(
そだ
)
てける
然
(
しかる
)
に妻は産後の
肥立
(
ひだち
)
惡
(
あし
)
く
荏苒
(
ぶら/\
)
と
煩
(
わづら
)
ひしが秋の末に至りては追々
疲勞
(
ひらう
)
し
終
(
つひ
)
に
泉下
(
せんか
)
の客とはなりけり嘉傳次の
悲歎
(
ひたん
)
は更なり
幼
(
をさな
)
きものを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
荏苒(ぶら/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
荏
漢検準1級
部首:⾋
9画
苒
漢検準1級
部首:⾋
8画
“荏”で始まる語句
荏原
荏原郡
荏薇
荏土
荏柄
荏
荏野
荏平
荏油
荏名津
“荏苒”のふりがなが多い著者
大鹿卓
橘外男
井上円了
作者不詳
伊丹万作
南方熊楠
小山清
高村光太郎
夏目漱石
森鴎外