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じんぜん
ふりがな文庫
“じんぜん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
荏苒
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
荏苒
(逆引き)
由来弘前藩には悪習慣がある。それは事あるごとに、藩論が在府党と在国党とに
岐
(
わか
)
れて、
荏苒
(
じんぜん
)
決せざることである。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
この冀望たる、余が年来の志望にして、
毎
(
つね
)
に用意せし所なりと
雖
(
いえ
)
ども、その事の大にして
且
(
か
)
つ
難
(
かた
)
きや、未だこれを全うするの歩を始むるを得ず、
荏苒
(
じんぜん
)
今日に至れり。
祝東京専門学校之開校
(新字新仮名)
/
小野梓
(著)
帰朝以来、
始
(
はじめ
)
予は彼女を見るの
己
(
おのれ
)
の為に忍びず、後は彼女を見るの彼女の為に忍びずして、遂に
荏苒
(
じんぜん
)
今日に及べり。明子の
明眸
(
めいぼう
)
、猶六年以前の如くなる可きや否や。
開化の殺人
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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(17作品)
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