“梵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぼん71.4%
アニマ14.3%
ブラーマン14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『凡てはぼんなりか? 世界は梵の中に始まり終り又呼吸するものなるを黙想すべし……か、アハハ……汎神論か? 然し、面白い事を云ふね』
温いアニマの呼吸が襲ふ
春と修羅 第三集 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
この二者はただ互いに相対しているものであって、ブラーマン(三五)の昼と夜である。古きものの崩解によって改造が可能となる。われわれは、無情な慈悲の神「死」をば種々の名前であがめて来た。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)