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梵
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ぼん
ふりがな文庫
“
梵
(
ぼん
)” の例文
『凡ては
梵
(
ぼん
)
なりか? 世界は梵の中に始まり終り又呼吸するものなるを黙想すべし……か、アハハ……汎神論か? 然し、面白い事を云ふね』
死線を越えて:01 死線を越えて
(新字旧仮名)
/
賀川豊彦
(著)
この調子で行くと
御経
(
おきょう
)
の文句は、
梵
(
ぼん
)
音とか漢音とか、なるべく解らぬように
誦
(
そら
)
んじた方がもっともらしく聞えていい。
福沢先生の処世主義と我輩の処世主義
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
虎
梵
(
ぼん
)
名ヴィヤグラ、今のインド語でバグ、南インドのタミル語でピリ、ジャワ名マチャム、マレー名リマウ、アラブ名ニムル、英語でタイガー、その他欧州諸国大抵これに似おり
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
お名前も、足利
惇氏
(
あつうじ
)
さんである。京大では
梵
(
ぼん
)
文学(東大でいう印度哲学科)の教授、学習院時代には、いまの陛下と同級であったという。だからお年は訊かないでもすむ。五十七。
随筆 私本太平記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
けれども自分は「
奥義書
(
ウパニシャット
)
」を読んだ。読み、且、思索を重ねた。自分は生来の鈍根で
見得
(
けんとく
)
するところ甚だ浅薄な男であるが、それでもだうやら
梵
(
ぼん
)
の本義をやや会得することが出来たやうである。
盗まれた手紙の話
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
梵
漢検1級
部首:⽊
11画
“梵”を含む語句
梵妻
梵鐘
梵天
梵刹
梵語
梵字
梵音
梵天帝釈
梵行
梵天山
梵天王
梵天帯
大梵鐘
梵音海潮音
御梵刹
梵網経
梵論
梵志
梵唄
梵雲庵
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