“梵志”の読み方と例文
読み方割合
ぼんし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ついでに言うがブンジは梵志ぼんしすなわち後の虚無僧こむそうのことで、梵志がもらっていた屋敷のことであろう。波多垣内がいち神子みこ垣内の類は中国辺に多い。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
土中に埋みろくに衣食せず病死せしが、毒蛇となってその瓶をまとい数万歳を経つ、一朝自ら罪重きを悟り、梵志ぼんしに托し金を僧に施して、蛇身をのがれ天に生まれたとあり。
飄日のためにさらされず、蚊虻のために触嬈せらるるところとならずや〉、風雨やんでかの竜一年少梵志ぼんしに化し、仏を拝し法に帰した、これ畜生が仏法に入ったはじめだと見ゆ。