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ぼんし
ふりがな文庫
“ぼんし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
梵志
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
梵志
(逆引き)
ついでに言うがブンジは
梵志
(
ぼんし
)
すなわち後の
虚無僧
(
こむそう
)
のことで、梵志が
貰
(
もら
)
っていた屋敷のことであろう。波多
垣内
(
がいち
)
・
神子
(
みこ
)
垣内の類は中国辺に多い。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
土中に埋み
碌
(
ろく
)
に衣食せず病死せしが、毒蛇となってその瓶を
纏
(
まと
)
い数万歳を経つ、一朝自ら罪重きを悟り、
梵志
(
ぼんし
)
に托し金を僧に施して、蛇身を
脱
(
のが
)
れ天に生まれたとあり。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
飄日のために
暴
(
さら
)
されず、蚊虻のために触嬈せらるるところとならずや〉、風雨やんでかの竜一年少
梵志
(
ぼんし
)
に化し、仏を拝し法に帰した、これ畜生が仏法に入った
首
(
はじめ
)
だと見ゆ。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
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