“梵唄”の読み方と例文
読み方割合
ぼんばい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上皇は剃髪して法体ほつたいとなり、ひたすら信仰に凝つてをり、女帝は更に有閑婦人の本能によつて、その与へられた大きな趣味、信仰といふ遊びの中で、伽藍に金を投じ、儀式を愛し、梵唄ぼんばいを愛し
道鏡 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
日がようやくのぼりはじめて、寺では梵唄ぼんばいの響。
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)